赤ちゃんが生まれる前から真剣に選んでおきたい、チャイルドシート。なぜなら、産院を退院するときに一番最初に使う、赤ちゃんのための大切な安全装置だからです。
しかし、着用が義務づけられているにも関わらず、何を基準にして選べばいいのかわからないという人が多いのが現状です。知っているといないとでは安全性に大きな差がつくチャイルドシートの選び方。今回は正しい選び方をご紹介します。 大切なわが子を守るチャイルドシート
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2000年4月より義務づけられたチャイルドシートですが、昨年の警察庁とJAFの全国調査では、その使用状況は49.1%(6歳未満の使用率)。2人に1人が使用していないことになります。 ―では、チャイルドシートを選ぶとき、あなたは何で決めますか? 価格?デザイン?人気? 現実は、つい「取り付けていれば安全」と考え、ベビー用品感覚で選んでしまっているようです。しかし、 チャイルドシート選びの一番のポイントは、何よりもまず「安全性」。「チャイルドシートならどれも安全なはず」と思いがちですが、実はチャイルドシートによって大きな差があります。 チャイルドシートは子どものためのシートベルト。本当に安全なものを選んで、いざというときに子どもをしっかり守りたいですね。 |
大きな差がつく安全性に注目!
まずはチャイルドシートアセスメントをチェック!
『チャイルドシートアセスメント』とは、国土交通省と自動車事故対策機構が安全なチャイルドシート選びのために実施している安全性能試験のこと。 安全性を確認する前面衝突試験や、誤った取り付け方を防止し、正しい使用への配慮を確認する使用性評価試験など、複数の角度からチャイルドシートをチェックしています。「優」「良」「普通」「推奨せず」の4段階の評価をし、結果は国土交通省と自動車事故対策機構のサイト内でも公表されています。 性能の差について、わかりやすく公開している『チャイルドシートアセスメント』で、チャイルドシートの信頼性を事前に確認しましょう。 例えば、タカタのチャイルドシート「takata04-neo」では、後ろ向きで座席に取り付ける乳児モードと前向きで取り付ける幼児モード、両方の衝突試験で最高評価「優」を受けたはじめてのチャイルドシート。高い安全性に加え、使いやすい操作性など、「優しさ」「安心感」「安全性」を形にした商品です。これなら、機械操作が苦手な女性でも無理なく使えそうですね。 |
そのチャイルドシートは、わが家の車に取り付け可能?
購入前に取り付け可能車種を確認!
「チャイルドシートだから、取り付いていたら安全でしょ?」とそのまま使用するのは、あまりにも危険な行為。確実に固定されておらず、ぐらついた状態で使っていては、子どもの安全を守るどころか、逆の事態にもなりかねません。
チャイルドシートを購入する前には、忘れずにお使いの車種とチャイルドシートの相性の確認を。メーカーに問い合わせたり、各サイトで製品について事前に調べておいてもよいですね。タカタのサイトからは、最新版の自動車メーカー別取付可能車種リスト(左図参照)をダウンロードすることが可能です。
さらに購入時には、販売店の方に取り付け方をしっかり教えてもらいましょう。 |
チャイルドシートの効果を十分に発揮するために……
子どもの成長に合わせて選ぶ
チャイルドシートには乳児用、幼児用、学童用の3つのタイプがあります。学童用が用意されているのは、幼児用チャイルドシートを卒業しても、小さい子どもの身体には、シートベルトはまだフィットしないから。肩ベルトは首を、腰ベルトは腹部を締めつけ、痛めてしまうことに。
特に「側面衝突」時には、ダイレクトに衝撃が伝わるため、子どもを守るためには、サイドサポートがついたジュニアシートを用意する必要があります。
子どもの体に合ったモデルを選んで、しっかり守ってあげたいですね。タカタは「takata04-neo 」と「takata312-neo junior seat」で0~12歳頃までカバーしているので、一度の買い替えで、成長に合わせて使えるのもうれしいですね。
タカタのチャイルドシートラインナップ
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http://allabout.co.jp/gm/gc/384541/