JRの水力発電所がある小千谷市に、水力発電の歴史などを学ぶことができる記念館が建設されることになりました。
5年前の平成20年9月、信濃川にある水力発電所・「信濃川発電所」で、JR東日本が不正な取水をしていた問題が表面化し、発電所がある小千谷市は、JRと、今後の対応策を検討してきました。その結果、発電所に隣接する市の施設・「市民の家」に、水力発電の歴史などを学ぶことができる記念館を建設し双方が協力して地域のPRを行っていくことになりました。
小千谷市によりますと、「市民の家」は、現在、小学生の林間学校の合宿などに使われていますが、今後は、記念館の建設にあわせて建て直し、記念館と一体化させるということです。
建物の面積は、「市民の家」と記念館をあわせておよそ1300平方メートルで、3年後の平成28年度のオープンを目指しています。また、記念館の展示内容は、今後、両者で協議するということです。小千谷市は、「記念館を建設して、小千谷市を、『電気のふるさと』としてアピールし、観光客を呼び込みたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035771281.html