本格的な冬を迎える前に、若手警察官に雪道での車の運転の注意点について学んでもらおうという講習会が聖籠町で開かれました。
この講習会は、県外出身の警察官の採用が増えていることから、雪道での運転に慣れていない若手警察官に、路面が滑りやすい状況での注意点について学んでもらおうと県警察本部が初めて開いたものです。
聖籠町の運転免許センターで開かれた講習会には、20人の警察官が参加し、はじめに、発進する時は、アクセルを少しずつ踏んでいくことや、停止する時は、スピードを十分落としてからゆっくりブレーキを踏むことなど、注意点について説明を受けました。
続いて、警察官らは実際に、特殊な塗装をして滑りやすくしたコースを運転し、時速40キロで急ブレーキを踏んでもすぐ止まらない感覚を体験していました。
参加した警察官は、「思っていたより止まらずに進んでしまい怖かったです。ブレーキを過信せず、適切なスピードで安全運転を心がけたいと思います」と話していました。
講習会は、今月31日までの5日間開かれ、およそ200人の若手警察官が参加することになっています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035519741.html