携帯電話市場でシェアを拡大し続ける「スマートフォン」。若者を中心に急速に利用が増えているのが無料で通話やメールを楽しめる「無料通話アプリ」です。ところが、この「無料通話アプリ」を利用した子どもが性犯罪に巻き込まれるケースが急増しているのです。その数は、今年の上半期で117人と去年1年間の3倍にまで増加。番組では、なぜ「無料通話アプリ」が未成年への被害の温床となっているのか?どうすれば子どもを被害から守れるのかをお伝えしました。
無料通話アプリとは
起動させると、スマートフォンの電話帳に登録されている人を自動的に認識し、その相手と通話やメールが無料でできるアプリ。
なぜ性犯罪被害が起きるのか
共通の趣味を持つ友人やチャット仲間を探すために子どもたちが現在利用している「掲示板」というサイトで、悪意を持った人物が子どもに接触することからはじまって性犯罪が起きることが知られています。
対策について
アプリ運営会社は先月から、18歳未満の利用を制限する対策を開始。
しかし、対応機種は一部。さらに、スマホの名義が親になっている場合、未成年と認識されないなど
対策が不十分なことが専門家から指摘されています。
ITジャーナリスト 高橋暁子(たかはしあきこ)さんの見解。
親や教育現場など、周囲の大人が、無料通話アプリをどのように利用するのかを子どもと話し合うとともに、どうしたら危険にあうのかを伝えていく必要があるとのことです。
高橋暁子・・・小学校教員として勤務後、ITジャーナリストとして活躍。
無料通話アプリの性犯罪について、早くから危険性を指摘。
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