[ カテゴリー:子ども, 子育て, 社会 ]

中高生の好きな教科1位は「体育」、2位「音楽」、3位「理科」

最近では、厚生労働省から中高生のインターネット依存に関する調査の結果が発表されたり、中高生のLINE利用やLINEいじめについてのニュースをよく目にしたりするようになったが、中高生のコミュニケーション事情や本分である勉強の事情はどのようになっているのか。英会話のGabaでは、中高生の日常や勉強観を探るため、全国の中高生に対し、「中高生の日常生活と勉強に関する調査」を実施したところ、中高生が最も大切にしていることの1位は「友だち」32.1%、「家族」を上回った。また、最も大切にしていることに男女差が見られ、男子は「友だち」、女子は「自分一人の時間」がトップになった。

全国の中高生1,000名(全回答者)に、日頃の生活で最も大切にしていることを聞いたところ、最も多かったのは「友だち」で32.1%と3人に1人の割合となり、「家族」27.2%、「自分一人の時間」25.9%が次いで多くなった。男女学年別にみると、男子では、学年が進むにつれ「友だち」を最も大切とする割合が高まる傾向がみられ、中学生27.2%、高校1年生37.6%、高校2年生36.0%、高校3年生43.2%となっている。一方、女子で特徴的だったのは、「自分一人の時間」を最も大切にしている割合が男性より高いことで、高校1年生では39.2%、高校2年生では32.8%と、いずれも「家族」や「友だち」よりも高くなっている。

また、全回答者(1,000名)に、1日のうちでインターネット利用やケータイ・スマホでのゲーム、テレビ視聴にどのくらい時間を割くことが多いか聞いたところ、1日の平均時間は、《インターネットの利用》が164分(2時間44分)、《ケータイ・スマホでのゲーム》が105分(1時間45分)、《テレビ視聴》が128分(2時間8分)となった。

中高生のインターネットの利用率が高いことがわかりましたが、家族や友だちなど周囲の人とのコミュニケーションにはどの程度使われているのか。それぞれの相手とコミュニケーションをとっているとした中高生に周囲の人とのコミュニケーション方法を聞いた。まず、友だちや異性(友だち以外の)とのコミュニケーション方法をみると、「LINE」(対友だち79.8%、対異性62.3%)が主な方法の1つとなっているようで、「直接会話」(対友だち87.9%、対異性71.9%)に次いで高く、「ケータイ・スマホでの通話・メール」(対友だち71.5%、対異性41.8%)よりも多くの中高生に利用されている方法となった。次に、親とのコミュニケーション方法をみると、「直接会話」(対父親85.5%、対母親91.6%)や「ケータイ・スマホでの通話・メール」(対父親54.7%、対母親68.7%)が主な方法となっているようだ。それらに続いたのは「LINE」(対父親15.6%、対母親23.7%)で、母親とコミュニケーションをとっている中高生の4人に1人が、母親とLINEをしている結果となった。

続いて、全回答者(1,000名)に、好きな教科や嫌いな教科、社会に出てから役に立つと思う教科などを聞いたところ、《好きな教科》の1位は「体育(保健含む)」(32.5%)、2位「音楽」(30.0%)、3位「理科」(26.4%)となった。また、《社会に出てから役に立つと思う教科》をみると、1位は2位以下を大きく離し「英語」(75.1%)となり、2位は「国語」(54.3%)、3位は「家庭科」(41.8%)だった。

中高生の教科観では、中高生が「英語」を社会に出てから役に立つと思う教科と捉えていることがわかったが、学校の授業以外で英語や英会話を勉強することはあるのか。まず、学校の授業以外で英語や英会話の勉強をしている中高生の割合をみると、4割(42.1%)が何かしらの英語・英会話の勉強をしている結果となった。次に、学校の授業以外で英語・英会話を勉強している421名の勉強方法(勉強として行っているもの)をみると、「洋楽を聞く」(44.4%)が最も多く、「学習塾で英語を勉強する」(27.1%)、「洋画を見る」(23.3%)、「英語学習のワークブックを使う」(15.9%)、「海外ドラマを見る」(14.5%)が続いた。

今年5月に政府は教育再生実行会議第3次提言の中に小学校英語の教科化や中学校における英語による英語授業の実施に関する内容を盛り込んだが、《小学校の教科に英語があって欲しかった》に対する中高生の同意率(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計、以下同様)は57.1%、学年別にみると、最も同意率が低かった中学生でも半数以上の52.0%が同意を示し、学年が進むにつれ高くなった。また、《中学校の英語の授業は、英語で行って欲しい(欲しかった)》に対する同意率は39.2%だった。さらに、社会人になってからの社内公用語について聞いたところ、《将来、社内公用語が英語の会社に入社することは怖くない》は23.2%だった。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131015-00000302-dime-soci

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