LINE 安心安全ガイドより 抜粋
トラブルに巻き込まれないために~学生のみなさまへ~
知らない人と”絶対”に会わない
悲しいことに、世の中は良い人だけではありません。
たくさんの人が利用しているLINEのようなサービスには、良い人や安全な人のフリをして、若いみなさんに
対して悪いことをしようとする人もいます。異性との出会いを求めてサービスを利用する危険な人もいますので、女の人は特に注意してください。 「知らない人」が絶対に「悪い人」だとは言えませんが、知らない人と実際に会ってしまったことで、大人になっても一生消えない傷を、体や心に負ってしまうこともあります。LINEで知らない人とつながったり、実際に出会ったりするようなことは絶対にしないでください。
危険な人の特徴(とくちょう)~こんな人がいたらすぐにブロックしよう~
- ・エッチな質問をしてくる人
- ・写メなど顔写真を見せてほしいと言ってくる人
- ・性別や年齢(ねんれい)、学校や住んでいる場所などを聞いてくる人
- ・芸能人でいうとだれに似てる?や体重・身長・胸のサイズなど体の特徴(とくちょう)を聞いてくる人
- ・電話番号やメールアドレスなどプライベートな連らく先を聞いてくる人
- ・「かわいいね~」「好きになりそう」「君のことタイプかも」など、ほめたり、好きと言ってきたりする人
- ・「○○行こうよ!」「いっしょに○○しようよ!」と実際に会うような話をしてくる人
- ・「○○買ってあげるよ」など、お金を持っていることやお金をあげることをアピールしてくる人
- ・芸能界関係者だとウソをついて「モデルとか興味(きょうみ)ある?」とか「芸能人を紹介(しょうかい)しようか?」と言ってくる人
このような人がLINEのトーク(メール)で話しかけてきたら、
以下の方法ですぐにブロックしてください
- iPhone・Androidの場合
- LINEのアプリを立ち上げて、[友だち]を開く
- 左上に表示されている[編集]をタップ
- ブロックしたい人の左側に表示されるアイコンをタップ
- 「ブロック」ボタンをタップ
- そのユーザーがブロックされます
- 携帯電話(ガラケー)の場合
- LINEを開き[友だち]ページを開く
- ブロックしたい人の名前を選択
- 「ブロック」をクリックする
- デスクトップ版PCの場合
- PC版のLINEを立ち上げて、 [友だち]ページを開く
- ブロックしたい友だちの部分を右クリック
- [ブロック]をタップ
- ユーザーがブロックされます
トークや通話をしたり、会ったりするようなことは絶対にしないでください
危険から自分の身を守るための方法
上で書いたような危険な人から勝手にトーク(メール)が送られてこないようにするために、まず、知らない人とはつながらない(自分のLINEアカウントを見つけられない)ようにしましょう。さらに、もしつながってしまっても連らく先などは絶対に教えないにしましょう。
つながらないようにしよう
- LINE IDを知らない人と交換(こうかん)しない
LINE IDは電話番号やメールアドレスと同じくらい大切なプライベート情報です。知らない人に気軽に電話番号を教えませんよね?それと同じようにLINE IDも教え合わないようにしましょう。
2013年2月現在、auのAndroid端末(たんまつ)を利用している場合は、18才以上の人しかID検索(けんさく)機能が利用できません。<今後、他の携帯(けいたい)会社・機種にも同じルールを適応予定です> - LINE IDをインターネットに書かない
ブログやアプリのレビュー欄(らん)や掲示板(けいじばん)サイト、SNSなど知らない人が見る可能性がある場所には絶対にLINE IDを書きこまないようにしましょう。SNSのアカウントを非公開にしていたり、日記の公開範囲(はんい)を友だち限定にしたりしていても、思わぬところから情報が伝わる可能性があります。
- 知らない人から友だち追加されないようにLINEを設定する
「ID検索」で探されないよう設定する
- LINEの[その他]ページを開く
- [設定]の中にある[プロフィール]または[プライバシー管理]を開く
- 「IDの検索を許可」を「オフ」にする
知らない人に「友だち」として追加されないように設定する- LINEの[その他]ページを開く
- [設定]の中にある[友だち管理]を開く
- [アドレス帳]の中にある「友だちへの追加を許可」を「オフ」にする
- 知らない人とつながってしまったら?
もし、上に書いた注意や設定をしないで、知らない人が「知り合いかも?」や「友だち」に出てきてしまったら、すぐ「ブロック」しましょう。絶対に、個人情報や連らく先(れんらくさき)が分かる情報を教えないように気をつけてください。
電話番号、メールアドレス、住所、学校名、氏名、クレジットカードの番号、家の車のナンバープレート、LINE ID、メールアドレスや顔写真をのせているブログやSNSの情報
ネットマナーを守ろう
ちょっとしたイタズラ心や軽い気持ちで起こした行動や発言が、警察(けいさつ)や学校を巻きこんで大きな問題になることがインターネット上ではめずらしくありません。また、事件にならなくても、自分が同じことをされたら、どんな気分になるかを考えてから行動しましょう。特にグループトークやタイムラインなど、複数の人が見ている場所では以下の点に注意してください。
- ・他人の悪口を言わない
- ・安易な気持ちで自分や他人の顔写真をのせない
- ・仲間はずれにして特定の人をグループから強制退出しない
- ・わいせつな写真やトークを投稿(とうこう)しない
- ・ウソの情報や事実かどうか分からない情報を広めない
めいわく(スパム)メールが届いたら
見ず知らずの人からいきなりトークが届くことがあったら、要注意! 明らかに知り合いではない人からのトークは、めいわく(スパム)メール業者による一斉(いっせい)送信である可能性が高いです。 その場合は、トークへの返信、記載(きさい)されているURLへのアクセス、メールアドレスへの連絡、会員登録などは絶対にしないで、すみやかにトークを削除(さくじょ)して相手をブロックまたは通報してください。
通報の方法
- 知らない人(友だちになっていない人)から送られてきたトーク画面を開く
- トーク画面の上部に表示されている「通報」をタップ
- 当てはまる通報理由にチェックを入れて、「同意して送信」をタップ
LINEの「友だち」ではない人から一方的にトークが送られてくると「通報」をタップし、通報理由を選択
それでも問題に巻きこまれたら
ここまで書いたことに注意しても、もし、悲しいことや危険なトラブルが起きたり、起こりそうになったりしたら、すぐに保護者の方や学校の先生、信頼(しんらい)できる年上の人などに相談しましょう。1人だけでガマンしたり、解決したりしようとしても、どんどん状況(じょうきょう)を悪くしてしまいます。一瞬(いっしゅん)、問題がおさまったかのようにみえても、きちんと解決をしないとまた必ず起こります。親や先生には言いづらい場合でも、仲の良い友だちや信頼(しんらい)できる年上の人などだれでもよいので相談しましょう。