子どもは魚料理を食べるのは得意? ベネッセ教育情報サイトでは、小学生の保護者を対象に、子どもがどのような魚料理が好きなのか、また上手に魚料理を食べられるかについてアンケートを実施した。(アンケート実施期間2013/07/03~2013/07/09、回答者数:1559名、アンケート対象:小学生の保護者)
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魚料理というと「さばく」など手間がかかる印象がありますが、いまではスーパーで加工済みのものが販売されるなど、手軽に楽しめるようになりました。今回のアンケートで、「週に1回以上魚料理が食卓に上る」と回答したかたは、全体の8割以上。具体的によく食卓にあがる魚の調理方法を伺うと、「焼く(96.7%)」「刺身、たたき(60.2%)」「煮る(56.4%)」というご家庭が多く見られました。
では実際に、現代の子どもたちはどのような魚料理が好きなのでしょうか。
「お子さまには好きな魚がありますか?(複数回答可)」と伺ったところ、1位はサケ(65.4%)、続いてマグロ(62.7%)と、刺身で食べられることの多い魚や、骨の少ない魚に多く回答が集まりました。中には「刺身なら何でも」というお子さまもいるようです。
さらに、お子さまは骨のある魚を食べるのが上手かを伺ったところ、「上手(とても上手+まあ上手)」と回答したのは46.2%でした。反対に考えると、半数以上のお子さまがあまり魚を食べるのが上手ではないことがわかったのです(下図参照)。
【図 お子さまは骨のある魚を食べるのは上手ですか?】
お子さまが骨を気にしなくてもよい魚や、食べやすい料理方法を好む傾向にある一方、保護者としては、「骨のある魚をきれいに食べられないとだらしない」「魚料理は日本食に欠かせないから」などと、骨が多く食べづらい魚であっても上手に食べられるようになってほしいと考えており、保護者のジレンマがうかがえる結果となりました。
http://news.goo.ne.jp/article/benesse/life/living/benesse-9848.html