一般用医薬品のインターネット販売に関し、日本再興戦略(平成 25 年6月 14日閣議決定)において、「一般用医薬品については、インターネット販売を認めることとする。その際、消費者の安全性を確保しつつ、適切なルールの下で行うこととする。」とされた。 これを受けて、一般用医薬品のインターネット販売等の具体的なルールや、これに関連する対面販売のルール、偽造医薬品対策の具体的な内容について検討するため、本年8月に本作業グループが設置され、これまでインターネット販売、対面販売のそれぞれの販売ルールが、消費者の安全性の確保の観点から必要かつ合理的なものとなっているか、それぞれの特性を踏まえつつバランスの取れたものとなっているかという点を考慮しつつ、議論を行ってきた。 今般、これまでの議論を踏まえて、別紙のとおり、取りまとめを行った。 一般用医薬品のインターネット販売については、本年1月の最高裁判所の判決以来、具体的な販売ルールが曖昧な状況が続いている。 本作業グループの取りまとめを踏まえ、厚生労働省において、一般用医薬品の適正使用に関する啓発を推進するとともに、インターネット販売、対面販売のそれぞれの販売ルールについて制度的な対応を講じることを強く望むほか、本作業グループでは議論されなかった電話販売その他の郵便等販売や配置販売における具体的な医薬品の販売ルールについても、消費者の安全性確保の観点から必要かつ合理的なものとなっているか、それぞれの特性を踏まえつつバランスの取れたものとなっているかという点を考慮しつつ、制度的な対応を講じることを強く望むものである。
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000025518.pdf