乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルスに感染した子どもの患者が新潟県内で増えていることから、県は手洗いやマスクの着用など対策を徹底するよう呼びかけています。
RSウイルス感染症は、発熱やせきなどかぜに似た症状の出る病気で、秋から冬にかけて主に乳幼児の間に流行し、初めての感染では肺炎や脳炎を起こして重症化することがあります。
県によりますと今月6日までの1週間に県内60の医療機関でRSウイルスに感染したと診断された患者は161人で、1つの医療機関あたりでは2点64人となり、全国の前の週のおよそ3倍に上っています。
年齢別にみますと1歳から4歳が99人、0歳が58人、5歳から9歳が4人、となっていて、いずれも10歳未満の子どもです。
県は、感染の拡大を防ぐため、手洗いやマスクの着用など対策を徹底するよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034989661.html