使い捨てコンタクトレンズを提供するジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケア カンパニー( http://acuvue.jnj.co.jp/ )はこのほど、養護教諭を対象とした「若年層のコンタクトレンズ装用」についてのアンケート結果を公表した。同調査は、学校で保健指導を行っている養護教諭1,018名を対象に、5月から7月にかけて記入式で実施した。
○”低年齢化”が顕著、きっかけは”見た目”と”スポーツ”
「コンタクトレンズ装用者の低年齢化が進んでいると思うか?」と質問したところ、87.3%が「そう思う」と回答した。年代別にみると高校では81.9%、中学校では90.3%、小学校では91.7%と、年代が下がるほど”低年齢化”の傾向がみられた。
コンタクトレンズ装用の理由として、「女子は”メガネの見た目”にこだわっていると思うか?」と聞いた。68.2%が「そう思う」と回答。特に小学校では76.7%と高くなった。また、「男子は”スポーツ”が主な理由であると思うか?」との問いには、59.1%が「そう思う」と回答した。若年層の装用において、”見た目”と”スポーツ”が大きなきっかけとなっていることがうかがえる結果となった。
○年代が上がるほど目立つ”不適切な使用”
「コンタクトレンズのトラブルの原因がどのような点にあると思うか?」と聞いたところ、70.1%が「正しい知識が不足」と答えた。また、年代を追うごとに不適切な使用によりトラブルを抱える傾向が顕著になった。高校では52.1%が「交換期間・時間を超えた装用」、51.3%が「2週間使い捨てレンズなどの不十分なケア」、44.2%が「眼科で検査を受けずに購入すること」を、トラブルの原因として捉えた。
○カラーコンタクトの安易な使用でトラブル急増
「カラーコンタクトレンズを装用している生徒が増えていると思うか?」と聞いたところ、61.2%が「そう思う」と回答した。 年代別にみると小学校では48.9%、中学校では44.9%、高校では84.9%が、カラーコンタクトユーザーの増加を感じているという結果になった。
「カラーコンタクトの安易な使用がトラブルの原因になっているケースが多いと思うか?」との質問には、90.0%が「そう思う」と答え、年代別では、小学校で最も多く97.6%に及んだ。調査では、「カラーコンタクトによるトラブルへの危機意識が、小学校の学校保健現場にまで及んでいることがうかがえる結果となった」としている。
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/living/mycom_856300.html










