米国疾病センター(CDC)が2月13日に公表したデータによると、性感染症(STD)の原因となる菌には、毎年2,000万種類が「新型」として加わっているそう。
既存する菌の種類に加えて2,000万なんて、想像を絶する数字に驚きを隠せない女性も多いのではないでしょうか。そしてデータとして表に出ていないものも含めると、2,000万はゆうに超えると言われているからさらに驚きです。
その2,000万ある菌の種類のおよそ半分は15歳~24歳の男女が持っていると言われており、数種類の菌に同時に感染している場合がほとんどだそう。
2,000万ある菌のうち、1,400万がHPV(ヒトパピローマウィルス)の菌とされており、いかにHPVの感染率が高いのかがわかります。
この事実を重く受け止めた米国政府は、無償でHPVの予防接種を行うなどの対策を取っているけれど、年間で2,000万の「新型」が加わっているとなると予防接種だけでは追いつかないのが現状。若者のSTDへの関心を高め、身近にある存在として認識していく必要性があることを物語る結果に。
ちなみに、米国で性病の治療に費やされた金額は、2012年だけでなんと160億ドル!性病教育に力を入れるなどの政府の取り組みがどのように実を結ぶこととなるのか、来年の統計を期待したいところ。
「性病」について知識がない人が多く存在している現代社会。自分の身を守るためにも、もう一度調べてみると良いかもしれません!
※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。
参考:20 million new sexually transmitted infections yearly
http://thechart.blogs.cnn.com/2013/02/13/cdc-20-million-new-sexually-transmitted-infections-yearly/
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-720196.html