大韓航空は、新潟空港と韓国のインチョン国際空港を結ぶ航空路線について、利用者が減っているとして、10月末から便数を、現在の週7往復から5往復に減らすことを決めました。
大韓航空の、新潟空港と韓国のインチョン国際空港を結ぶ航空路線は、昭和54年に開設し、平成16年からは毎日1往復・週7往復しています。
新潟県によりますと、この路線は、新潟空港の国際線のうち利用者が最も多く、平成23年度には過去最高となる10万7000人あまりが利用しました。
しかし、領土問題などで日韓関係が悪化したことなどから昨年度の利用者は、前の年よりおよそ6000人減り、3年ぶりに減少したということです。
これを受けて、大韓航空は、10月27日から、水曜日と日曜日にソウルを出発する便を取りやめることを決めました。
このため、木曜日と月曜日に新潟空港を出発する便の機体繰りもつかなくなり、結果的に、便数が週5往復に減るということです。
新潟県空港課は、「新潟空港の利用者にとってインチョン国際空港は世界への玄関なので減便は残念だが、再び毎日の運航になるよう利用促進に努めたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034416661.html