果物は、おいしいだけではなく、病気を予防するのにも効果的なようです。スウェーデンのカロリンスカ研究所とウプサラ大学による研究から、「果物を食べると動脈瘤(りゅう)のリスクが減る」ということが判明しました。
腹部大動脈瘤(りゅう)と動脈瘤(りゅう)の破裂について研究が行われ、46歳~84歳の男女約8万人を対象に、13年間調査が進められました。その結果、毎日果物を食べる人は、動脈瘤(りゅう)のリスクが少なかったそう。
具体的には、「1日に5種類の果物と野菜を食べるように」という勧めに従い、少なくとも中サイズの果物を毎日2個食べていた人は、勧めに従わなかった人に比べ、25%も動脈瘤(りゅう)のリスクが少なく、さらに破裂のリスクは43%も低かった、という結果に。
さらに、「研究結果から、果物が動脈瘤(りゅう)予防の一因になっていることが分かり、動脈瘤(りゅう)になるリスクの高い喫煙者にとって、果物と食べることは特に重要」と研究者は断言しています。
なお、今回の研究では、野菜の消費と動脈瘤(りゅう)の発症には関連性が見られなかったようで、野菜が果物と同じような効果をもたらすとは言えないようです。
野菜は気をつけて食べていても、果物は忘れてしまいがち。毎日の食事に果物をプラスして、健康な体づくりを心がけましょう!
※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。
参考:Pour prevenir les anevrismes, mangez des fruits !
http://news.doctissimo.fr/Nutrition/Pour-prevenir-les-anevrismes-mangez-des-fruits-33014
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/life/mynaviwomen-616786.html