9年前の「新潟・福島豪雨」で大きな被害を受けた見附市に災害の際の活動拠点となるよう、ヘリポートや救援物資を備蓄する倉庫を備えた道の駅がオープンしました。23日は道の駅「パティオにいがた」のオープンを記念して式典が開かれ、見附市の関係者などが出席しました。この道の駅は、9年前の「新潟・福島豪雨」で決壊した刈谷田川の改修工事で埋め立てた敷地に整備されたもので、災害の際にはヘリポートとして使われる防災公園や、毛布や、飲料水などの、救援物資を備蓄する倉庫が設けられています。見附市は、自衛隊やボランティアなどが活動する拠点としても活用したいとしています。このほか、道の駅にはかぼちゃやししとうなど地元で栽培された野菜を販売する直売所が設けられていて、訪れた人はけさ収穫されたばかりの新鮮な野菜を買い求めていました。
家族で訪れた見附市の37歳の女性は「防災についても学ぶことができるので子どもと一緒に利用したいです」と話していました。
見附市の久住市長は「豪雨被害を教訓につくったこの施設を多くの人に利用してもらいたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033535031.html