[ カテゴリー:医療, 地域, 子ども ]

手足口病過去10年で最多

夏場に流行し、手や足、それに口などに発疹ができる「手足口病」の患者が新潟県内では、過去10年で最も多くなり県は警報を出して、こまめに手を洗うなど予防に努めるよう呼びかけています。
「手足口病」は、主に小さな子どもがかかるウイルス性の感染症で、手のひらや足の裏、それに口の中などに発疹ができ、まれに髄膜炎や脳炎を起こして重症化することがあります。新潟県によりますと、7月28日までの1週間に県内61の医療機関から報告された患者数は795人で、1つの医療機関あたり13・03人と、過去10年で最も多くなったということです。3週連続で国の警報基準の5人を超えていて患者を年齢別にみますと、1歳から4歳が全体の7割を超える586人、次いで5歳から9歳が146人、0歳が49人などとなっています。地域別では、新発田保健所管内が1つの医療機関あたり24・2人と最も多くなっているほか、三条保健所や長岡保健所など県内10の保健所の管内で国の警報基準を超えています。今後もさらに流行が続くおそれがあるとして、県は引き続き警報を出して特に小さな子どもがいる家庭ではこまめに手を洗うなど感染の予防に努めるよう呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033441651.html?t=1375397360930

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