9年前の豪雨で決壊した見附市と長岡市の間を流れる刈谷田川沿いに、8月、防災公園を併設した道の駅がオープンすることになりました。
見附市と、長岡市中之島の間を流れる刈谷田川は、9年前の豪雨で決壊しました。改修工事の結果、川沿いには、4ヘクタールあまりの埋め立て地ができたため、市は、防災公園を併設した道の駅・「パティオにいがた」の整備を進めてきました。道の駅は、災害時にはヘリポートとして活用できるほか自衛隊やボランティアの活動拠点や避難場所としても使えるよう、敷地内の倉庫に、土のうや毛布などを常備することにしています。このほか、道の駅を訪れた人に防災意識を高めてもらおうと、9年前の豪雨の記録を備えたり、見附市がこれまで行ってきた防災対策を映像や模型で紹介したりするスペースも設けることにしています。見附市の久住市長は、「道の駅を、防災の最先端を伝える場所として、地元の人だけでなく、観光で訪れた人などにもアピールしていきたい」と話しています。道の駅「パティオにいがた」は、8月23日にオープンします。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035621941.html