県は13日、19日に開会する6月定例県議会を前に、一般会計10億4400万円に上る補正予算案など、16議案の概要を発表した。補正予算案は、昨冬の豪雪などの災害対応費として6億1700万円を計上した。また佐渡汽船小木-直江津航路の赤字分を来年度から15年間、12億円を限度に穴埋めする支援事業も盛り込んだ。
また、6月議会には、10年6月の県立阿賀野高校女子生徒の自殺に関する調査委のための条例案を提出する。条例制定により委員に守秘義務を持たせ、生徒へのアンケート結果などを開示した上で調査、検証を進める。一方、総務省が減額を求めている県職員給与についての条例改正案は提出を見送った。泉田裕彦知事は「給与削減が被災地復興につながるのか。もう少し検討する必要がある」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130614-00000097-mailo-l15