11日の新潟県内は、各地で日中の最高気温が30度以上を観測する真夏日となりました。
この暑さは12日も続く見込みで、気象台は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
11日の県内は広く高気圧に覆われて強い日ざしが照りつけ、気温が上がりました。
日中の最高気温は、▼魚沼市で32度▼長岡市で31度6分▼胎内市と関川村の下関で31度4分▼新潟市秋葉区で30度6分を観測するなど、各地で30度以上の真夏日となりました。
気象台によりますと、県内は12日も高気圧に覆われ気温が上がる見込みです。
日中の最高気温は▼長岡市で32度、▼新潟市と上越市で31度、▼佐渡市で30度と、平年を3度から7度上回る7月中旬から8月上旬並みの暑さになると予想されています。
暑さの厳しい日が続くなか、熱中症とみられる症状で病院に搬送される人が増え始めています。
新潟県のまとめによりますと、統計を取り始めた先月27日からお今月9日までの間に県内で搬送された人はあわせて37人で、去年の同じ時期の3倍以上にのぼっています。
搬送された人のうち「軽症」が33人、入院が必要とされる「中等症」が2人などとなっています。また、年齢別では、▼6歳までの「乳幼児」が3人、▼7歳から17歳までの「少年」が12人、▼18歳から64歳までの「成人」が10人、▼65歳以上の「高齢者」が12人となっています。
あす以降も暑さの厳しい日が続くと予想され新潟県などは、外出する場合はこまめに水分をとり、屋内でも必要に応じて冷房を使ったりして、熱中症の予防に努めてほしいと呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035201941.html?t=1370981818725