県教委は28日、東日本大震災の影響で県内に避難している児童・生徒数を公表した。今年5月1日現在で1065人で、昨年の同時期(1141人)に比べ、76人減った。同日に開かれた県教委定例会で報告された。
県内の避難者数は減少が続いており、震災直後の2011年4月には9000人以上だったが、今月24日現在で5213人。子供の進学を控えることなどを背景に年度替わりに減少しており、今年も特に3月末~4月上旬にかけても約360人減っている。避難児童・生徒数もこれに伴って減少していると見られる。
内訳は、小学生722人▽中学生232人▽高校、中等教育学校108人▽特別支援学校3人となっている。減少が最も多かったのは小学生で、61人減った。受け入れ市町村は多い順で、新潟396人▽柏崎148人▽新発田76人▽長岡71人▽上越47人▽三条34人で、その他が182人だった。
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