昨年度・平成24年度に、新潟空港を利用した人は98万人あまりと、前の年度よりも12万人あまり増えて、6年ぶりに増加に転じました。
新潟県によりますと、昨年度、新潟空港を利用した人は、国内線と国際線、それに、チャーター便をあわせて98万5906人でした。これは、東日本大震災と原発事故の影響で大幅に落ち込んだ前の年度より12万人あまり、率にして14.8%増え、6年ぶりに増加に転じました。
このうち、▼国内線は、成田空港を結ぶ便が新たに開設されたほか、福岡や札幌を結ぶ便が増えたことから前の年度より20%増加しました。
一方、▼国際線は、上海やグアムを結ぶ便で、それぞれ10%以上増えましたが、去年10月に、中国のハルビンを結ぶ便が半分に減ったこともあり、全体では、前の年度より4.4%減少しました。新潟空港では、先月末から大阪の伊丹空港を結ぶ便を増やしたほか、ことしの夏には、チャーター便として、ロシアのウラジオストクやハバロフスクを結ぶ便が2年ぶりに運航される予定です。
新潟県空港課は「新潟空港の利便性は更に向上するので、ビジネスで利用する人にPRするなど、引き続き、空港の利用促進と路線の拡充に取り組んでいきたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033937991.html