住環境を改善することで健康につなげようと見附市は住宅のリフォーム工事にかかった費用を補助する事業を5月から始めることになりました。
見附市が新たに始める事業は、健康の増進を目的に行われる住宅のリフォーム工事が対象で、10万円を上限にかかった費用の20%を補助します。
具体的には、▼断熱化工事や▼壁や床の張り替え工事などで室内の暑さや寒さを和らげたり、湿気やにおいを取り除いたりするなど、市が設けた基準を満たす必要があります。
住環境について研究している「日本サステナブル建築協会」によりますと、全国の6000世帯を対象に行った調査では、住宅の温度や湿度が一定に保たれるなど快適な居住環境が保たれている人ほど▼健康だと感じていて、▼かぜを引いたりアレルギーを発症したりする人が少なかったということです。
見附市は「補助金を活用してもらい、多くの人に健康になってもらいたい」と話しています。
見附市の新たなリフォーム補助制度の申請は5月1日から、受け付けるということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034156301.html