[ カテゴリー:医療, 生活, 社会 ]

風疹流行 東北も警戒 予防接種呼び掛け ワクチン不足気味

風疹の流行が拡大し、東北の医療機関が警戒を強めている。風疹は妊娠初期の女性がかかると、ウイルスが胎児に感染し、難聴や心疾患などの先天性風疹症候群を起こす恐れがある。医療機関は、女性に限らず男性にも予防接種を勧めるが、予防ワクチンが早くも不足気味だ。
「女性の1~2割が抗体を持っていない。流行の拡大を何とか食い止めないと」と話すのは仙台市青葉区の北仙台レディースクリニック。特に妊娠前の女性にはワクチン接種を積極的に促しているという。
東北6県のことしの罹患(りかん)者数は7日現在、青森3人、岩手1人、宮城13人、秋田2人、山形3人、福島4人。宮城は大流行した昨年1年間の罹患者数に並び、福島も昨年の5人を超すペースになっている。
宮城の罹患者のうち10人が10~30代の男性。今のところ仙台市や塩釜市など都市部での感染が大半を占める。
全国では3日現在で2903人がかかり、既に昨年1年間の2353人を超えた。人口が集中する東京都や大阪府での流行が目立つ。患者の8割が男性で、幼少期に定期予防接種の対象から外れた20~30代の男性が多く感染している。
大流行に伴い、東北でも風疹単独のワクチンが不足し始めた。はしかとの混合ワクチンで急場をしのぐ青葉区の長池産婦人科は「単独ワクチンが入荷するのは早くて半年以上先。妊娠前の女性はもちろん、夫も注意が必要だ」と言う。
ウイルス性感染症の風疹は発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出る。せきやくしゃみで飛沫(ひまつ)感染する。
福島県地域医療課感染・看護室は「首都圏の大流行が東北にも拡大してくるのではないかと懸念している。予防接種を勧めるなどして注意を喚起したい」と話した。

http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/life/medical/kahoku_K201304140A0S203X00002_222441.html

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