小千谷市で、春の訪れを告げるにしきごいの初競りが始まりました。ことし初めてのにしきごいの競りは、小千谷市南荷頃の「JA越後おぢや錦鯉市場」で行われ、業者や愛好家などおよそ30人が参加しました。
参加した人たちは、番台の威勢のいいかけ声が流れるなか、「舟」と呼ばれる箱に入ったにしきごいのかたちや模様を見ながら、次々と競り落としていました。
ことしの出荷量は、およそ6000匹と平年並みだということですが、この冬は雪が少なく、水温があまり下がらなかったためよく成長し、大雪に見舞われた去年より大きいものが目立つということです。
JA越後おぢやの友田明石組合長は、「経済も前向きになっており、にしきごいの市場も好調になると良いと思います」と話していました。
にしきごいの競りは、ことし11月までの毎週金曜日に開かれます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033568721.html