新潟県が運営する3基目の大規模な太陽光発電所「メガソーラー」の建設を前に県の担当者などが工事の無事を祈りました。
県は、再生可能エネルギーを普及させようと、おととしから、阿賀野市の工業団地にメガソーラーを設置していて、これまでに2基が稼働しています。
さらに、3基目のメガソーラーを設置することになり、8日、県の担当者や工事関係者などおよそ
30人が参加して工事の無事を祈る安全祈願を行いました。
はじめに、出席者が玉串を捧げました。
このあと、県企業局の早福弘局長が、「メガソーラーの建設により低炭素社会を作るだけでなく、地域の活性化につなげたい」とあいさつしました。
3基目のメガソーラーは、総事業費が69億円。およそ45ヘクタールの敷地に8万5260枚の太陽光パネルを設置します。
年間の発電量は2万メガワットアワーで一般家庭のおよそ6000世帯が消費する電力量をまかなえるということです。
県企業の早福局長は「1号基と2号基で、新潟県でも太陽光発電が使えることが実証できた。県が率先して、再生可能エネルギーを成功させ民間に広げていきたい」と話しています。
3基目の県営メガソーラーは、再来年の9月から運転を始める予定です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033706631.html?t=1365435182098