子どもと高齢者の事故防止やシートベルトの着用徹底などを重点的に呼びかける春の全国交通安全運動が、6日から始まります。
県内の交通事故は減少傾向ですが、新潟県警察本部によりますと、ことしに入ってから4日までに交通事故で死亡した人は16人に上っています。
このうち、65歳以上の高齢者が11人とおよそ7割を占め、特に、視界が悪くなる夕方や夜間に事故に遭うケースが多いということです。
また、去年1年間に、車に乗っていて犠牲になった人のうち、およそ半数にあたる20人がシートベルトを着用しておらず、このうち14人は着用していれば一命を取りとめた可能性が高いということです。
6日から始まる春の全国交通安全運動では、警察などが交通安全教室を開いたり、街頭に出て指導を行ったりして、子どもと高齢者の事故防止や、シートベルトの着用徹底を重点的に呼びかけることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033342701.html?t=1365283185336