この冬、県内を訪れたスキー客は先月までにおよそ386万人と、前の年の同じ時期より20万人増えていて、県は、家族連れを呼び込む取り組みの効果が現れたと分析しています。
新潟県によりますと、県内で営業している55のスキー場に、去年12月から先月までに訪れたスキー客はあわせて385万9680人と、前の年の同じ時期より20万8000人、率にして5.7%増えました。
地域別では▼胎内市など下越地域が17万4220人と、前の年の同じ時期より若干下回ったものの、▼南魚沼市や湯沢町など魚沼地域は、279万9670人と6.5%も増えました。
また、月別でも▼12月が13.6%▼2月も6.9%とそれぞれ、前の年の同じ月を大幅に上回りました。
これについて、新潟県は「この冬は、例年よりも早い時期から雪に恵まれたことや、スキー場ごとに、子どものリフト券を無料にしたり、小学生に無料のスキー教室を開いたりするなど、家族連れを呼び込む取り組みの効果が出た」と分析しています。
県内のスキー場は、積雪の多いところでは5月の大型連休まで営業する予定だということです。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033491801.html