岩手県は27日、東日本大震災の震災がれきの広域処理に参加した三条市、柏崎市、長岡市を訪問し、同県大槌町の木質系震災がれきの柱材、角材の処理が終了したことを報告、協力に感謝した。
同県生活環境部の工藤孝男部長が3市を回り、達増拓也岩手県知事と佐々木博同県議会議長の礼状を手渡した。礼状では、震災廃棄物の受け入れに尽力した3市の関係者への敬意と、市民の協力に感謝し、引き続き支援を期待した。
三条市では国定勇人市長が「膨大な震災廃棄物の量を比較すると(新潟全体で処理した約300トンは)心苦しいが、困ったときはお互い様の精神で処理を終えられた」と述べ、同町への支援継続を約束した。
工藤部長は3市だけでなく、放射性物質への不安が残る中、受け入れを表明した新潟市、新発田市にも感謝を表明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130328-00000011-san-l15