上越市の県立高田農業高校の実習でつくられた食品を販売する際のブランド名が県内の県立高校では初めて商標登録され、生徒たちが泉田知事に報告しました。
19日は県立高田農業高校2年の女子生徒2人が泉田知事を訪問しました。高田農業高校では、生徒たちが実習で作った菓子やコメ、みそなどを地元で販売していて、商品の付加価値や知名度を高めようと、去年9月、商品を販売する際のブランド名、「高農」を
商標として登録しようと特許庁に出願しました。
商標登録は先月認められたということで泉田知事は「商標の登録に向けて、苦労したことも多いと思うが、経験をぜひ後輩に引き継いでほしい」と話していました。
生徒たちは、登録に向けて、商標の取得方法について学び、デザインを考えたということで、4月13日に上越市の本町商店街で開かれるイベントで、ケーキの包装などに筆で書かれた「高農」マークをつけて販売することにしています。新潟県によりますと、県立高校で、商標が登録されるのは県内では初めてだということです。
高田農業高校食品科学科2年の金子芹香さんは「先輩たちが頑張っていたので商標登録が決まった時は嬉しかったです。これから『高農』ブランドを地域に根づかせていきたいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033222411.html?t=1363730622769