震災の翌日に発生した「長野県北部地震」から2年になります。
震度6弱の揺れを観測した十日町市や津南町では、住民が転出し、過疎化が進んだ地域もあり、地元に残った人たちへの更なる支援が課題となっています。
おととし3月12日の「長野県北部地震」では、震度6弱の揺れを観測した十日町市と津南町であわせて19世帯38人がいまも住宅を再建できず、市営住宅などで仮住まいを続けています。
このうち、十日町市では、住宅を再建できない人のために市が建設した「災害公営住宅」がまもなく完成し、来月から、6世帯8人が移り住むことになっています。
しかし、被害を受けた地域の中には、地震から2年が経って、住民が転出し、過疎化がいっそう深刻になった地域もあります。
こうした地域では、残ったお年寄りのために、地元の女性がお弁当を届けるボランティアを始めるなど、少しずつ支援が始まっていて、これからは、こうした支援を増やすなど支援の更なる充実が求められます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035943201.html?t=1363112030011