佐渡市の小学校で、税関の仕事を学ぶ「税関教室」が開かれました。この教室は、子どもたちに税関の役割を知ってもらおうと東京税関が、毎年、各地の小学校や中学校などで開いています。
12日は、佐渡市の相川小学校に、5年生と6年生、あわせて47人が集まり、東京税関新潟税関支署の職員から港や空港での手続きや、麻薬などの密輸を水際で防ぐ税関の仕事を学びました。
この中で、税関の職員は、「麻薬を使うと、最悪の場合、亡くなるおそれもあり、絶対に乱用しないでください」と呼びかけていました。
このあと、実際に、成田と羽田の空港で活動している麻薬探知犬が、子どもたちが隠した不審物を荷物の中から間違えずに捜し出すと、子どもたちは驚いた様子で、声をあげていました。
参加した5年生の女子児童は、「麻薬は危ないということがよくわかりました。たくさんの種類がある麻薬を探し出す麻薬探知犬はすごいと思いました」と話していました。