新潟県は、この冬、山間部を中心に道路の除雪作業が例年よりも長期間にわたり、除雪費用が足りなくなるおそれがあるとして、新たにおよそ47億円の除雪費用の予算を追加することになりました。この冬、新潟県が観測している5つの地点での累積の降雪量の平均は、1日の時点で5メートル81センチと、前の冬の同じ時期より1メートルほど少なくなっています。
しかし、この冬は本格的に雪が降り始めたのが去年12月からと例年より早く、山間部を中心に断続的に雪が降り続いていて道路の除雪が長期間にわたっています。
このため新潟県は除雪費用が足りなくなるおそれがあるとして、今年度の当初予算で計上していた除雪費用55億663万円に追加して、新たに47億208万円を盛り込んだ補正予算案をまとめました。
県の除雪費が追加されるのはこの冬は初めてで、今年度の除雪費の予算は総額で102億871万円となり過去4番目の規模になります。
新潟県はこの除雪費を含む補正予算案を、いま開かれている県議会に提案することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035887391.html?t=1362261797215