北朝鮮の核実験の情報を受けて、新潟県長岡市は大気中の放射線量を毎時、測定し、変化がないか監視を強めています。
長岡市は、おととしの福島第一原発の事故以降、市内の11の地点で1日に1回、大気中の放射線量を測定していますが、北朝鮮の核実験の情報を受けて、職員が緊急に午後1時から1時間おきに測定する対応を取っています。
長岡市役所前で午後2時に行われた測定では、地上1メートルの高さの空間の放射線量は、1時間あたり0.07マイクロシーベルトと、通常と変わらない値だったということです。
長岡市は、測定結果を市のホームページで公表しています。
長岡市危機管理防災本部の金子淳一危機管理監は「北朝鮮が核実験を行う可能性があるとの報道を受けて、準備を進めてきた。現在のところ放射線量に異常はないが、今後もしっかり計測していきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1036656701.html