中国で10日から、春節と呼ばれる旧正月が始まるのを前に新潟市で、市内に住む中国人と日本人が歌を歌ったりして交流し、春節を祝う催しが開かれました。
この催しは、中国の春節を祝おうと、新潟市や、中国・ハルビンとの交流を進める新潟市の市民グループが開きました。
新潟市中央区の会場には、市内に住む中国人と日本人あわせておよそ90人が集まり、中国でお祝いの際に出される春巻きなどを食べながら、お互いの正月の風習などを話して、交流を深めました。
このあと、中国人は日本の歌を、日本人は中国の歌を、それぞれ歌って、日ごろの交流会などで習ったお互いの国のことばの上達ぶりを披露しました。
来日8年目という中国の男性は、「こんなに大勢が集まり、驚きました。春節は、中国にとって大切なお祝いなので、こうしてみんなで集まって、楽しくお祝いができてよかったです」と話していました。
また、日本人の女性は、「にぎやかな会になって楽しかったです。日中関係が難しくなっていますが、こうした交流を通して友好な関係が続けば良いと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035398111.html?t=1360424271128