新潟市の公立の小中学校で、民間企業出身の校長が新たに採用され、４月から勤務することになりました。
新潟市の小中学校の校長に新たに採用されたのは、上越市の出身で、大手総合商社に勤める中村芳郎さん（４９歳）です。
中村さんは、７日、新潟市の篠田市長と面会し、校長就任に向けた意気込みを語りました。
篠田市長は「外部からの人材を取り入れることでこれまでも教育現場に刺激を与えてもらっています。ぜひがんばってほしい」と激励しました。
中村さんは、海外での勤務経験もあるベテランの商社マンですが、若いころから教育にも関心があったということで、「ふるさとと子どもたちのために微力ながらも貢献したいと思います」と抱負を述べました。
新潟市は６年前に政令指定都市になったのにあわせて、教育現場の活性化を図るため民間出身の校長を全国から募っていて、採用されたのは中村さんで５人目になります。
中村さんは「子どもたちといっしょに歩めることにわくわくしています。商社で勤務した経験を生かして国際交流を活発にしていきたい」と話していました。
中村さんは今週から小学校と中学校で研修を受けたあと、来月６日に、勤務する学校が決まります。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035222021.html?t=1360251385701
