個人で事業をしている人や年収が2000万円を超えるサラリーマンなどを対象にした所得税の確定申告の受け付けが今月から始まるのを前に、新潟市に臨時の申告会場が設けられ、税務署の職員が相談などに応じています。
税務署は、所得税の確定申告の時期に混雑を避けるため、臨時の会場を毎年、設けています。
ことしも今月18日から所得税の確定申告が始まるのを前に、新潟市中央区の朱鷺メッセに7日から新潟税務署の臨時の申告会場が設けられ、さっそく大勢の人が相談などのため訪れています。
高額の医療費を支払った人や住宅ローンを組んだ人などが、納めた税金の一部を戻してもらう「還付申告」の受け付けは先月から始まっていて、訪れた人たちは、税務署の職員のアドバイスを受けながら、インターネットを使って短時間で申告ができる「eーTax」で申告書を作成していました。
ことしからは贈与税の確定申告についても「eーTax」で申告できるということです。
新潟税務署の栗林正樹税務広報広聴官は「例年、受付期限の間際は混雑するので早めの申告をお願いしたい」と話していました。
所得税の確定申告の受け付けは、2月16日から3月15日までで、県内では各税務署が8つの臨時の会場を設けて対応します。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035263621.html