26日の「文化財防火デー」にあわせて、三重塔が国の重要文化財に指定されている胎内市の乙宝寺で、消防訓練が行なわれました。消防訓練は、胎内市乙地区にある国の重要文化財の乙宝寺の三重塔で行われ、寺の人や地元の消防団などあわせておよそ65人が参加しました。
訓練は、寺の地蔵堂から火が出て、三重塔に延焼したという想定で行われ、参加した人たちは、サイレンにあわせて威勢よく三重塔に放水しました。
また、はしご車からの放水訓練も行い、参加者たちは、役割分担を確認しながら、お互いの連携をチェックしていました。
寺の自衛消防隊の南波謙一郎さんは、「設備の点検を行いながら、これからも訓練を続けて、備えを万全にしたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034705291.html?t=1359300569988