柏崎市は神奈川県秦野市と、災害時の相互応援協定を結ぶことを決めた。古谷義幸・秦野市長らが21日に柏崎市役所を訪れ、会田洋・柏崎市長らと共に協定の締結式に臨む。
協定は、どちらかの市が災害に遭った場合に、もう一方の市が支援することを規定。支援の内容は▽食糧や飲料水などの生活必需品の提供▽医療や復旧のための資機材、必要な車両などの提供▽避難者を一時収容する施設の提供▽救援や応急復旧を助けるための市職員の派遣やボランティアのあっせん--などを定めることにした。
秦野市は07年の中越沖地震の際、職員16人を柏崎市に派遣して、避難所の運営などを支援した。その後、秦野市職員の防災研修会で柏崎市職員が2度にわたって講師を務めたり、柏崎市北条コミュニティの会長が秦野市で防災講演会を開くなど、防災に関する両市間の交流が続いている。こうした縁で昨年、秦野市が協定の締結を呼びかけ、柏崎市も了承したという。
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