村上市で、大雪の中での任務に備えた、自衛隊のスキー訓練が行われました。
訓練を行ったのは、陸上自衛隊新発田駐屯地の隊員およそ350人です。
一行は、村上市高根を午前7時前にスタートし、およそ14キロの道のりをスキーで移動しました。訓練の区間は、積雪が2メートルを超えているうえ起伏も激しく、冬の間は車両が通行止めになっています。
隊員たちは重さが25キロある装備を身につけ、雪の中を進みました。
なかには初めてスキーを履いたという隊員もいるなか、一行がおよそ6時間かけて村上市北中のゴール地点に予定通り到着すると、地元の住民たちから拍手で迎えられていました。
初めて訓練に参加した隊員は「スキーを履いたこともありませんでしたが、ゴールまでたどり着きやりきりました」と話していました。新潟県内では、おととしの冬に記録的な大雪に見舞われた魚沼市での除雪作業のため、陸上自衛隊が新潟県から災害派遣の要請を受け任務に当たっています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034872251.html?t=1358785544946