新潟市内の平成24年の火災件数は155件で前年比1件減、人口1万人あたりの出火率は前年と同じ1・9となった。市消防局が消防概況(速報値)をまとめたもので、出火率は全国政令市・中核市61市で富山市、京都市に続き、3番目に少なかった。
出火原因は放火(疑い例含む)26件(前年24件)▽ストーブ20件(同8件)▽たばこ17件(同12件)▽コンロ15件(同18件)の順。火災件数が横ばいの中、ストーブの増加が目立った。
また、119番通報による救急出動件数は3万5901件、搬送人員は3万831人で、前年比ぞれぞれ1522件増、1207人増となった。市内では15分に1回、市民26人に1人が救急搬送されたことになる。
同市救急課は「軽傷など不要不急のときの119番通報は重傷者への現地到着時間の遅れにつながるなど助かる命を危険にさらす恐れがあるが、緊急性があるときはちゅうちょせず通報してほしい」としている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130116/ngt13011619050006-n1.htm