◇毎年恒例
昨年3月、大規模地滑りの被害を受けた上越市板倉区国川(こくがわ)地区で12日夜、今年1年の豊作や無病息災を祈る毎年恒例の「さいの神」が行われた。昨年までの会場は地滑りの土砂に覆われて使えなくなったため、今年は近くの田んぼに場所を移した。
同町内会の子供会が主催した。子供たちや保護者がワラや竹で組んだヤグラに火をつけると、周囲が赤く染まり、「わーっ」と歓声が上がった。
参加者は正月のしめ飾りや門松も一緒に燃やした。棒の先に付けたスルメをさいの神の火であぶって食べたり、煙を浴びて無病息災を祈願する人もいた。
野沢隆明町内会長(64)は「今年1年、災害がなく、住民が健康に暮らせるよう願っている」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130114-00000014-mailo-l15










