東日本大震災で出た岩手県のがれきを本格的に受け入れる方針の三条市と柏崎市は、今月下旬にがれきの受け入れを始める予定で岩手県と調整することになりました。三条市と柏崎市は、去年10月に行った岩手県大槌町のがれきの試験焼却の結果、安全性が確認できたとして、被災地からがれきを本格的に受け入れる方針を示しています。
これについて、三条市の国定勇人市長は、8日開いた会見で「今月中にがれきを受け入れる方向で柏崎市と足並みは揃っている」と述べ、今月下旬に柏崎市と同時に、がれきの本格的な受け入れを始める予定で岩手県と調整を進める考えを示しました。
三条市と柏崎市が時期をあわせてがれきを受け入れることで、調整する被災地の自治体の負担を減らせるほか、がれきを鉄道で運送する回数が減り、費用も削減できるということです。
受け入れるがれきについては、ことし3月までに、▼三条市が1日6.5トン、▼柏崎市は1日5トンから10トンを目安に焼却する計画です。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034658601.html?t=1357665383728