全国の工業系の高校生たちが技術力を競う「高校生ものづくりコンテスト」で優勝した新潟工業高校の生徒が8日、泉田知事を訪れ、優勝を報告しました。
泉田知事を訪れたのは新潟工業高校3年の赤川湧哉さんです。
赤川さんは、去年11月に新潟市で開かれた、工業系の高校で学ぶ生徒たちが技術力を競う「高校生ものづくりコンテスト全国大会」に出場し、水に含まれるマグネシウムの量などを測定して水の硬度を正確に分析する「化学分析部門」で全国から284人が出場するなか優勝しました。
赤川さんは、「繰り返し練習した成果が優勝につながりうれしいです。指導してくれた先生に感謝しています」と報告しました。
これに対して泉田知事は、「今回の結果は後輩にも励みになると思います。社会の発展と自身の成功のために今後も頑張って下さい」と激励しました。
赤川さんは、新潟大学工学部の推薦入試に合格し、この春から入学が決まっているということです。今後について赤川さんは、「これからも水についての研究を続けたいです。将来は原発事故で発生した汚染水の処理など、自然環境の改善に貢献したいです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034579231.html