今月10日の「110番の日」を前に、上越署は6日、正しい110番の使い方をPRするイベントを上越市三和区の三和地区公民館で開き、市民ら約150人が参加した。
冒頭、橋本洋一署長があいさつ。「110番は一番確実で、一番速い。迷わず、遠慮なく利用してほしい」と呼びかけた。
この後、素人落語家の三流亭楽々さん(58)=本名・入山隆さん=が泥棒を主人公にした落語を披露。軽快な口調で参加者を引きつけながら、「泥棒に入られた形跡があったら時間を置かずに110番を」と説いた。
楽々さんは元新潟西署の地域課長。振り込め詐欺の被害が広がっていることにも注意を促し、「行政機関の名を語るなど手口が巧妙化している」などと強調した。最後に、参加者全員で上越署の吉川一直地域官が作った「110番音頭」を合唱した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130107-00000060-mailo-l15