上越市の村山秀幸市長は4日、昨年3月に同市板倉区国川(こくがわ)地区で発生した大規模地滑りで自宅が全壊し、公営住宅などで避難生活を続けている4世帯のうち3世帯が、同地区で自宅を建て直して生活再建を図る意向を示していることを明らかにした。
村山市長は「4世帯のうち3世帯は国川を離れず近くで用地を見つけ、そこで暮らしたい(意向だ)と聞いている」と説明し、ガスや水道などインフラ面で市として支援する考えを示した。順調に進めば、秋には住宅工事が始まりそうだ。
ただ、3世帯が希望する土地はいずれも農地で、住宅を建てるには地目変更が必要。また土地代や造成にかかる費用など金銭面での問題もあり、課題は少なくない。
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