今月10日の「110番の日」を前に上越市で、警察官が自分たちでつくった踊りを披露し110番の正しい使い方を呼びかけました。この催しは今月10日の110番の日を前に上越警察署が企画したもので、上越市三和区の公民館には地域の子どもからお年寄りまでおよそ150人が集まりました。はじめに元警察官で去年、社会人落語の全国大会で優勝した三流亭楽々さんが110番や防犯にまつわる落語や謎かけを披露しました。続いて、上越警察署の若手警察官たちが「急ぐほど正しくはっきり110番」などという標語に合わせて踊るオリジナルの「110番音頭」を披露し、110番の正しい使い方を呼びかけました。
会場を訪れた小学5年生の女子児童は「警察官が一生懸命踊っている様子や、落語のお話しがおもしろかったです。110番のことがよくわかりました」と話していました。110番音頭を考えた上越警察署の吉川一直地域官は「楽しくわかりやすく110番の使い方を知ってもらえればと思い企画しまいた。事件事故などの緊急時はあわてずおちついて110番を使っていただきたい」と呼びかけていました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034472921.html?t=1357484874049