来年春に新潟県内の高校を卒業する人たちの就職内定率は、10月末時点で63.3%と、去年の同じ時期に比べ、やや改善していることが分かりました。
文部科学省のまとめによりますと来年3月に県内の高校を卒業する予定の生徒のうち就職を希望しているのは3900人あまりで、 10月末時点の内定率は63.3%で、去年の同じ時期に比べて
2.8ポイント改善しました。
このうち▼県内での就職を希望する人は63.9%▼県外での就職を希望する人は54.1%で、いずれも改善しています。
男女別では▼男子が62.9%、▼女子が63.8%となっていて男子が前の年より1ポイントほどの改善に対し、女子は5ポイントと大幅に改善しています。
しかし新潟県の高校生の就職内定率は、最も高い富山県の79.4%や、岐阜県の75.9%、石川県の75.1%を大幅に下回る水準にとどまり、県や新潟労働局は、就職面接会を開くなどして高校生の就職支援を強化することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034181731.html