再来年の春に卒業する大学3年生の就職活動が今月から本格的にスタートし、新潟市で合同の企業説明会が開かれました。
大学3年生については学業の妨げにならないように企業の採用に向けた活動が去年から2か月遅くなって12月1日に解禁されるようになりました。
就職活動が今月から本格的になり、8日、新潟市中央区の新潟市産業振興センターで開かれた企業の合同説明会には、県内や首都圏の大学に通う大学3年生などおよそ 1300人が参加しました。
会場では新潟県内に本社や事業所がある41の企業や団体がブースを設け、学生たちは目当ての企業をまわって、担当者から仕事の内容などを聞いていました。
来年春に卒業予定の新潟県内の大学生や短大生の就職内定率は60%足らずで依然、厳しい状況が続いています。
説明会を主催した就職情報会社によりますと、これまで大手企業への就職を希望する学生が多かったということですが最近は地元の中小企業を希望する学生が増える傾向にあるということです。
説明会に訪れた新潟県立大学3年の男子学生は「どのような企業を受けるかまだ決めていませんが、多くの企業の話を聞いて自分の方向性を見いだしていきたいと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033942181.html?t=1354981623920