子どもたちが学習する環境を改善しようと、新潟市の小学校で教室の机や椅子を動かす際の騒音を和らげるためにある中古品を活用することになりました。
大手電機メーカーのNECは子どもたちの学習環境を改善する活動を全国で行っています。7日は、新潟市北区の豊栄南小学校に机やいすの騒音を和らげるために使われる640個のテニスボールが贈られました。
テニスボールの中心には切り込みが入れられ、机やいすの脚に取り付けられるようになっています。1年生の教室では、早速、贈られたテニスボールが取り付けられ、児童たちが、机や椅子を滑らかに動かしていました。
児童は「テニスボールのおかげで床を傷つけなくて済むようになりました。机も簡単に動かせるようになったのでよかったです」と話していました。
この小学校では去年から騒音を和らげるためにフェルトを机や椅子の脚に取り付けているということですが、消耗が激しく、取れてしまうことも多かったということです。
豊栄南小学校の輪倉篤子校長は「授業中、机や椅子を動かす時の音が子どもたちの思考を止めてしまうこともあったので、これで集中して授業に臨めると思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033941901.html










