ことしに入ってからこれまでに交通事故で死亡した人が100人に上り、犠牲者のおよそ60%は高齢者だったことがわかりました。これから本格的な雪のシーズンとなり事故が多発するおそれがあることから、警察は事故防止を徹底するよう呼びかけています。
新潟県警察本部によりますと、ことしに入ってから12月4日までに交通事故で死亡した人は100人に上り、このうち、およそ60%にあたる62人は65歳以上のお年寄りで、75歳以上が43人と大半を占めていました。
事故の状況を調べたところ、自動車に乗っていて亡くなった人が
45人と最も多く、次いで歩行中に亡くなった人が35人、バイクに乗っていた人が14人でした。また、死亡した人のおよそ3分の1にあたる33人は暗くなり始める午後4時から8時までの間に事故にあっていました。一方、年間の事故の件数や犠牲者の数は減少傾向で、事故で亡くなった人はこの10年の間に235人から133人とほぼ半減しています。
新潟県警察本部は、事故は減少する傾向にあるものの、これから本格的な雪のシーズンになり事故が多発するおそれがあることから事故防止の徹底を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033966331.html