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「県は汚泥処理の方向性を」

原発事故の後、上水道から出た放射性物質を含む汚泥が溜まり続けている新潟市の浄水場を20日、篠田市長が視察し、汚泥の処理について早急に方向性を示すよう新潟県に要望していく考えを示しました。
篠田市長が視察したのは、新潟市江南区の信濃川浄水場です。
新潟県内では、東京電力・福島第一原発の事故の後、放射性セシウムを含む汚泥が各浄水場などで溜まり続けています。
汚泥のうち▼放射性セシウムの濃度が1キロあたり100ベクレル以下については糸魚川市の2つのセメント会社が原料として再利用することになり▼8000ベクレルを超えるものについては国の責任で処理することになっています。しかし、▼100ベクレルから 8000ベクレルの汚泥については新潟県が、埋め立てずに保管するよう指導していて、新潟市など県内13の水道事業者であわせて2万2000トンが、浄水場の敷地内などで仮置きされたままになっています。篠田市長は、放射性物質を含む汚泥が袋詰めにされたうえで青いシートをかけられ屋外に大量に置かれている様子などを見てまわり、保管の状況を確認していました。
視察を終えた篠田市長は「汚泥はしっかり保管しているので地域の住民に迷惑をかけることはないが、今も放射性物質を含んだ汚泥は増え続けていて、いつまでもこのままにはできない」と述べて、新潟県に対し、汚泥をどう処理するか早急に方向性を示すよう要望していく考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033484161.html?t=1353451185058

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